ばね指とは指の腱鞘炎の一種で、指を曲げて伸ばす際にカクッと引っかかりを感じて伸びなくなり、無理やり伸ばそうとするとピーンとばねが弾けるように急に伸びることを言います。

• 姿勢の歪み

猫背や巻き型など姿勢の歪みがあると、肩や肘、手首が内側へと捻れるように歪んでいきます。筋肉は骨についているので、骨格が捻れるように歪むと筋肉もそれに伴い捻れるように走行が歪んでしまいます。筋肉が正しい位置からずれてしまうと腱と腱鞘に負担がかかり腱鞘炎を引き起こします。

• 自律神経の乱れ

自律神経が乱れると首や肩の筋肉が緊張して硬くなってしまいます。指の筋肉は首から出る神経によって動かされている為、首や肩の筋肉が硬くなると指先で神経障害、血流障害が起き、指の筋肉の働きが悪くなります。すると筋肉の付着部の腱や腱鞘に負担がかかってしまい、ばね指を引き起こします。

• ホルモンバランスの乱れ

ばね指は圧倒的に女性に多く発症します。特に周産期や更年期の女性に多くなっています。それはばね指にはホルモンバランスが強く影響している為です。女性ホルモンの1つであるエストロゲンが少なくなると、関節の滑膜と呼ばれる組織が腫れてしまいます。指の腱の近くにある滑膜が腫れることで腱がこすれてしまいばね指となります。

これらの原因をしっかりと見つけ出し、それぞれに適切にアプローチをすることで、ばね指を改善へと導いていけます。

当院ではまず初回にしっかりとカウンセリングと検査を行います。あなたのばね指の根本原因はなんなのか、原因となっている姿勢の歪みや自律神経の乱れ、ホルモンバランスの乱れなど、またそれらを引き起こしている筋肉や関節の硬さ、神経機能の問題を見つけ出していきます。

当院ではまず初回にしっかりとカウンセリングと検査を行います。あなたのばね指の根本原因はなんなのか、原因となっている姿勢の歪みや自律神経の乱れ、ホルモンバランスの乱れなど、またそれらを引き起こしている筋肉や関節の硬さ、神経機能の問題を見つけ出していきます。